学園異能

とある科学の超電磁砲 1

「とある魔術」の漫画版が面白かったので、こっちも買ってみた。 なるほど、一部の人々が「美琴!美琴!」とうるさい理由が少し分かったぞ(笑)。実は小説を1巻しか読んでない私にとって、彼女はちょっと顔出しただけで何しに出てきたんだってキャラだった…

円環少女 6

今回は好きな分だけ酷評、参ります。

紅~醜悪祭 上

久方ぶりの「紅」。なんだか薄くて、書き上がった分だけ無理矢理上下分割して出したのかなー、とか邪推してしまうが。 そんな思いが吹き飛ぶ面白さ。前半の日常描写にニヤニヤしっぱなしである。なんかもう、ずっと日常編でいいじゃない! 特に今回クローズ…

Dクラッカーズ・ショート 2

「Dクラッカーズ」短編集、第2弾。連作短編構成がステキ。 景と水原が本当の仲間になる「相棒」、景と甲斐の初激突「狂犬」、梓がひたすら景をいぢめる「夜道」、セルネットBメンバーの出逢い「同胞」。Dクラの過去を描く短編は、どれも濃厚で多彩で面白…

舞-Hime(全5巻)

最近、ナイトウィザードのマスターを再開したもんで、学園異能*1熱が再上昇中。 という訳で、舞-Himeは素晴らしい学園異能だったねー、と漫画版を読んでみた。 うわ、設定がアニメと違うとは聞いていたけど、ここまでとは! Himeと鍵、という能力を使うのに…

黒き星の皇子

「みこ」シリーズの中で、システムがS=Fだったために読むのを後回しにしていた「くろみこ」。いやー、システムをS=Fでやっていただけで、中身はまんまナイトウィザードだったね。後回しにする必要なかった。 軽く読もうと思って手に取ったら、最後まで…

合わせ鏡の神子

珍しくシリーズ一気読みしてしまった、「みこ」シリーズ最終巻。最後に相応しいオールキャスト&壮大なストーリィ。 さて。システムがナイトウィザードじゃないのでとばしてしまった「黒き星の皇子」も読まないと。ナイトウィザード リプレイ 合わせ鏡の神子…

白き陽の御子

終わらない夏、幼い頃の想い出、双子の間で揺れる少年の恋心…それなんてギャルゲって感じだが、これはいいなあ。 という訳で、ちょっといい話な異色のナイトウィザード・リプレイ。リプレイを愉しむコツは、中の人とキャラクターを脳内できちんと切り分ける…

紅き月の巫女

「ナイトウィザード2nd」が悪くないシステムだったので、これはひさしぶりにマスターやりそうだ、ということで勉強がてらリプレイを読み始めてみる。 実は初きくたけリプレイ。ノリをすべてに優先させるマスタリングは好みが分かれそうだが、私も同じ傾向の…

Dクラッカーズ(5)

まさか「Dクラ」でこんな素敵なラブコメが読めるなんて!(笑) 前巻のあとがきに書いてあった「浮気」ってこのことか。という訳で、景をラブ的に狙う少女が登場! ま、明らかに当て馬なんだけど(苦笑)。恋敵が最強幼なじみじゃしょうがないよね。 戦いが…

レジンキャストミルク8

完結。 口絵コミックはあいかわらずクオリティ高いなあ。と思っていたら、扉を開けると、またコミックが始まって吃驚。素晴らしいコラボ。 ここから先は比較的ネタばらし的感想。レジンキャストミルク 8 (8) (電撃文庫 ふ 7-14)藤原 祐 メディアワークス 200…

Dクラッカーズ(4)

前回の最強軍団終結を承けて、セルネット幹部との最終決戦!…なんだけど、バトル部分はちょっと物足りなかったかな〜。ま、実際にはここでは終わらず、次の巻から新章に入る訳だけど。 しかし物足りなく感じた理由は、千絵があんま活躍しないからかも(苦笑…

Dクラッカーズ・ショート1

復刊中の「Dクラ」短編集。 梓&景の幼い日、子供の頃の大冒険と梓の理不尽な女王さまっぷりが愉しい「台風-storm-」と、千絵&水原の休日、コミカルな戦いと千絵の理不尽な負けず嫌いっぷりが愉しい「休日-holiday-」の2編が特に印象的。やっぱり外伝と言…

モノケロスの魔杖は穿つ3

迷宮キングダムみたいな小説だと思っていたら、本当に迷宮が出てきたよ! しかもただのダンジョンではなくて、本来の神学的意味を持つラビュリントス。この辺について知りたい人は「迷宮学入門」(講談社現代新書)を読むべし。 前半。学級委員を決めるため…

タロットの御主人様。

ラノサイ杯用に対象作品で積ん読のものをきちんと読んでみようシリーズ。 うん、良くも悪くも予想通りの作品だった。 CCさくらでクロウ・カードが全部美少女だったら…。そんな誰もが一度は考える*1妄想を本当にやってしまったというもの。それ以上でも以下で…

Dクラッカーズ(3)

いやー、Dクラ、おもしろいなー。 という訳で、新装で復刊し始めたので、続きはファンタジア版で読むよ。 話としては結集編。強大な共通の敵を前に、利害の一致から陣営を越えての同盟関係。嗚呼、これぞ群像劇の醍醐味! さあ、次からは主人公たちの反撃開…

レジンキャストミルク(7)

なんか大事件の後だけど、日常編に戻ってる〜。やっぱレジミルの日常編はい〜にゃ〜…とか思っていたら、急転直下の大転回。まさにほのぼの×ダークの真骨頂! そして終盤。いや、王道の展開なんだよ。予想できた流れだよ。それでも目頭が熱く。「修正力」周辺…

Dクラッカーズ3

物語最大の謎、カプセルの秘密の核心にいよいよ迫ってきたな…と思っていたら、最後、とんでもない引きを!Dクラッカーズ〈3〉祭典‐ceremonyあざの 耕平 富士見書房 2002-01評価 by G-Tools , 2007/04/17

Dクラッカーズ2

前巻の流れを汲んでの展開が、なかなか巧みだ。 そして、それぞれのキャラがそれぞれの思惑で動いて、編まれて行く物語にくらくら。景、梓、千絵、水島という主役級のキャラ配置も絶妙。 特に超常現象を認めないという立場で、それでも事件の真相に近づいて…

Dクラッカーズ

評判のいいシリーズなので、せっかくだから読んでみる。 なるほど、これは面白い。 ドラッグ、というライトノベル的にありなのか?というテーマに、異能バトルのギミックの絡めかたが絶妙。悪魔が実在するのか、それともクスリの見せる幻覚なのか、揺らがせ…

レジンキャストミルク6

まさか佐伯ネアが表紙を飾る日が来るとは!(笑) そして本編でも活躍する予想外の展開! という訳で、学園異能6冊目。話もいよいよ大詰め、最終決戦は近いか。人間関係の変化を感じられるのは、巻数を積み重ねたシリーズの醍醐味だね。 前巻「れじみる。」…

モノケロスの魔杖は穿つ

設定萌え小説という事で読んでみたが、私にとってはゲーム小説って感じに思えた。それもアナログゲームね。キャラクターが王国の要員になる所はまよキン*1を連想させるし、背景にあるルールは妙にボードゲームっぽい。リソース(資源)管理とかしてそう。そ…

ぼくと魔女式アポカリプス2

約一年ぶりの新刊。にも関わらず、思いっきり前巻を受けた内容で、ごめん、正直話を忘れていて入り込めなかったよ! 話としては、エルフVSドワーフ、ファンタジーの宿敵対決なのだね。いや、構図だけで物語には関係ないんだけど。なぜ「拡縮」魔術ができるの…

れじみる。

れじみる。藤原 祐 メディアワークス 2006-12評価 by G-Tools , 2006/12/22 「レジン・キャスト・ミルク」のコメディ寄り短編集。 いやあ、こういう短編集って、本編がシリアスなほど、うわっ滑りしかねないものだけど、これは純粋に面白い。 というか、もう…

レジンキャストミルク(5)

レジンキャストミルク〈5〉藤原 祐 メディアワークス 2006-09評価 by G-Tools , 2006/09/15 あいかわらず、冒頭漫画と中身のギャップが素晴らしい! 本編は新キャラの双子登場、なんだけど、彼らは意外に影が薄い。むしろ人間関係の大変化がメインなんだけど…

レジンキャストミルク(4)

レジンキャストミルク (4)藤原 祐 メディアワークス 2006-06評価 by G-Tools , 2006/06/11 連続刊行、話としては下巻。前回大変良い所で引かれてしまったので、真っ先に読んだ。 話としては、ついに表紙にもなった舞鶴蜜が素晴らしかった! いや、一巻の時は…