紅~醜悪祭 上

 久方ぶりの「紅」。なんだか薄くて、書き上がった分だけ無理矢理上下分割して出したのかなー、とか邪推してしまうが。
 そんな思いが吹き飛ぶ面白さ。前半の日常描写にニヤニヤしっぱなしである。なんかもう、ずっと日常編でいいじゃない! 特に今回クローズアップの銀子が可愛くてたまらない。97ページのイラストとか萌え殺されそうだ。
 そんな平穏の中へ、新たなロリ小学生が。失踪した姉を探して欲しいという依頼だったが…もちろんそんな普通の話で終わる「紅」じゃあない。という訳で、新たなバケモノ登場。うーん、なんという引き!
 副題の「醜悪祭」とは何なのか。「電波的な彼女」への更なるリンクが張られたりで、その辺も気になる一冊。で、続きはいつ?