龍の館の秘密
激アルバイター第2弾。ミギー表紙の美波が可愛い!
トリックアートという好物ネタで、これで館要素がもっと絡んできたら嬉しかったなあ。あと仕掛け部分はちょっと説明不足で分かりにくかった。なんのかんのといっても十二分に堪能させてもらったけど。
さらに龍伝説とか、関西弁の新キャラとか、ツンデレ野郎とか…さまざまな要素が実にバランス良く配分されている。派手さはないが佳品。
ところで、この作者さん、2作ともメインの事件が起きるのが遅めに感じた。不満な訳ではないが、そのせいで事件解決が早く、あっさり風味の印象。事件自体は結構えげつないんだけど…。*1
併録された短編は、ある意味驚愕のオチ。なんてゆーか…もー、付きあっちゃえヨ! まさにL・O・V・E。*2