魔術師の娘
魔術師ベルガラス二巻目。
ポレドラ喪失後のベルガラス放浪編が哀れ。ま、マロリオンで彼女の無事が確認されているのが救いか。
幼少の砌のポルガラは強烈だなあ。むしろ赤ん坊の頃から! 妹ベルダランとの関係とかは余り深く触れられていないけど、この辺はもう一つの外伝「女魔術師ポルガラ」で書かれるのだろう。愉しみ。ポルガラのロマンスとかもね。
そしてリヴァ王家を隠匿する日々が始まる。永遠たるベルガラスの視点で語られる歴史は、さりげなく不死の魔術師と定命の人間たちの差異が描かれていて面白い。