ななせ、恐るべきデレツン「“文学少女”と神に臨む作家 上」

 “文学少女”シリーズ完結編上巻。一気に読みたいので下巻が出るまで我慢してた。大正解だったぜ!
 前半のななせの可愛さが強力すぎる。遠子先輩派のはずの俺をして揺るがすとは、恐るべきデレツンだ。
 そしてななせのラブコメっぷりが、際立たせる遠子先輩の不在。……彼女の過去に何があったのか、まったく予断を許さない状況。この物語がどこに辿り着くのか、すぐに下巻に取りかからねば。いやー、下巻が出てから読み始めて良かった。ここで4ヶ月待たされるとか、無理だから!