太陽の塔

 「夜は短し歩けよ乙女」が評判な様なので、文庫化していたデビュー作を読んでみた。
 こ、これは、ひたすら漢臭い! そしてイタイ。痛すぎる。
 読むのが余りに辛いので*1、一度に20ページくらいずつしか読めず、読了まですごい時間がかかってしまった…。
 内容はしいて言えば、京都を舞台にしたやや後ろ向きな青春小説。去年の7月に京都を自転車で走り回ったので、地名を見て舞台を連想できたのが愉しかった。旅は読書を深くする。
 しかし最近は美少女成分含有の小説ばかり読んでたので、ここまで漢臭い小説は本当に辛い。「夜は短し〜」はタイトルからいって美少女いるのかなー?

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太陽の塔
森見 登美彦
新潮社 2006-05
評価

夜は短し歩けよ乙女 四畳半神話大系 きつねのはなし 新釈 走れメロス 他四篇 鴨川ホルモー

by G-Tools , 2007/05/07

*1:つまらない訳じゃない