GOSICKs(3)

　ゴシック短編集第３弾。秋は花と歴史にまつわる謎の物語。
　過去の話に隠された謎をヴィクトリカが読み解く、というスタイルで、まあ、ミステリとしてすごいという内容ではないけど。ヴィクトリア朝時代の住人である彼らが、さらに過去の物語を振り返る、というメタ的な構造がなかなか愉しかった。
　それにつけても、武田日向さんのイラストは相変わらず神がかっている。そしてアブリルが可哀想な子なのも変わらず…。
　ちなみに私のこの本、サインと印税額以上のシールがついてます(笑）。*1

GOSICKs 3 (3)

桜庭 一樹

富士見書房 2007-04

評価

by G-Tools , 2007/04/26

*1:先日のMYSCON8でもらった