2006-12-08 復活の地(3) SF ★★★★ 復活の地〈3〉小川 一水 早川書房 2004-10評価 by G-Tools , 2006/12/09 最終巻。 ご都合主義っぽい展開とか、後半の性善説にすぎる部分とか、気になる点がないではないけど、何はともあれハッピーエンドで良かった。やっぱり物語はこうでなくっちゃ。 話としては、1巻が一番面白かった気がするけど、トータルで見ても傑作である事は間違いないだろう。 小川さんは、もっとラブがコメコメに書ければ、田中芳樹並の人気作家になれると思うんだけどなあ。氏がいずれ壮大なSF歴史小説をものにする日を願って止まない*1。 *1:前のトークショーでそれっぽい事も言ってたしね