屍鬼(1・2)
小野不由美の傑作吸血鬼小説をフジリューがコミカライズ、とあれば、読まずばなりますまい!?
いい感じに話を忘れているので、新鮮な気持ちで読める。こうして改めて読むと、屍鬼って登場人物多いなあ。描き分けるフジリュー氏も大変だ。
沙子さまが、びみょーに好みじゃないキャラデザなのが不満といえば不満だが、作画はしっかりしているし、オリジナルネタもいい感じに昇華していると思う。何よりホラーとしてきちんと怖いし、この作品の肝である閉塞感も出ている。これは読み続けないと。今後は沙子さまの出番も増えるはずだしな!
ところで「セイラムズ・ロット」のオマージュであることが、小説の時より、はっきりと感じられたのはなんでなんだろ?
- 作者: 藤崎竜,小野不由美
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