Dクラッカーズ 6

 すげえ面白い!
 周囲の人間が景への「想い」を失っていく中、一人「想い」を失わない千絵の孤軍奮闘が切なすぎる。記憶ではなく、想いって辺りがまたえげつない。千絵と梓の対立とか、作者は泣かせる気満タンだ。この辺は、巻数を重ねた作品の重みだなあ。
 そして再び結集する仲間たち。熱い、熱いよ!
 これはすぐさま最終巻にとりかからねばなるまいて。

Dクラッカーズ〈6〉王国―the limited world (富士見ファンタジア文庫)

Dクラッカーズ〈6〉王国―the limited world (富士見ファンタジア文庫)