猫の地球儀 焔の章

 講演会に行く事にしたのだが、そういえば久しく秋山瑞人の作品を読んでない*1と気付く。幸い(?)既読は「イリヤの空、UFOの夏」と「ミナミノミナミノ」だけだったで、良い機会だから傑作と名高い「猫の地球儀」に手を出してみる。*2
 ただただ最強たるを目指す男、ひたすらに宇宙(そら)に焦がれる男。激突する2人を見守る事しかできない少女。
 猫だけど。
 猫ゆえに。
 独特の世界観が心地よいなあ。完結編もとっとと読もう。
 猫ではなく、美少女ロボの方がイラストのメインになっている辺りに、編集の苦労が忍ばれる(苦笑)。しかし椎名優のイラストのイメージが違うなあ…って、7年も前の本か。そりゃそうだ。

*1:だって出てな…

*2:一応、予めお断りしておくが「E.G.コンバット」とか読んで、続編まだーと身悶えする気はないので。あしからず