タムール記(1)

 最近は「リフトウォーサーガ」が復刊したり、「氷と炎の歌」が続々文庫落ちしたり、「紅衣の公子コルム」の復刊が控えていたりで、どんどんファンタジーが積み上がって行くよ! この早川のファンタジー攻勢の先鞭となったのは「ベルガリアード物語」復刊と成功だろう。
 という訳で、同著者の「タムール記」の切り崩しを開始である。
 スロースターターなエディングスらしく、400頁超でまだまだ序章である(苦笑)。タムール帝国で世界的な危機が! という訳で、水戸の御老公エラナ女王ご一行は一路タムールへ…って、1巻終わってたどり着いてないよ!
 ところで。女戦士ミルタイのツンデレっぷりがすごいと再認識。エディングスの女性キャラはツンデレを標準装備しているんだが、彼女は群を抜いている。ツンデレというより殺デレ。惜しむらくは出番が少ない。しかもこの巻で…
 さあ。どんどん読まないと積ん読、増えちゃうよ。

photo
聖騎士スパーホーク (ハヤカワ文庫 FT エ 1-44 タムール記 1)
デイヴィッド・エディングス 宇佐川 晶子
早川書房 2007-01
評価

炎の天蓋 青き薔薇の魔石 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-46 タムール記 3) 神々の約束?エレニア記〈6〉 (ハヤカワ文庫FT) 暗黒の魔術師 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-47 タムール記 4) 冥界の魔戦士 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-48 タムール記 5)

by G-Tools , 2007/10/21