超常現象の科学
古本屋で見つけて、タイトルに惹かれ購入。そしたら都筑卓司さんではないか。
で、内容だけど…期待外れ。
いや、中身が悪いという意味ではなく。
私、心霊現象とか超能力とかを科学的に考察するものが大好きであり、*1この本にもタイトルからそういうネタを期待していたのだ。
しかし、「霊の考察」とか章題はなっているけども、それは話の枕で、基本的に科学エッセイなのだった。
もちろん都筑さんの著作なので、中身はしっかりしてるし、きちんと面白いんだけど。違う! 私は「人体発火現象」は可能か?とか、そういうのが読みたいんだよ!!
ところで、この本も30年近く前のものなんだけど、今、読んでもさして古びていないのは…都筑さんが凄いのか、科学は意外に停滞しているのか。