2007-03-08 モノケロスの魔杖は穿つ(2) ファンタジー ★★★ やっぱり読んでいると、まよキンを連想する。*1そんな現代王国運営ストーリー2巻目は、騎士・長川律がメイン。表紙の圧倒的大剣とか、カラー口絵の変幻自在鎧とか、燃えるなあ。萌えじゃなくて、燃え。 でも話は途中から律おいてけぼりな感じ。最後は怪獣決戦だよ。なんとなく小説版「ラプラスの魔」みたいな展開。 このカオスっぷりが、善きにつけ、悪きにつけ、このシリーズの特徴だなあ。やりたいことをこれでもかと詰め込みまくって、それがまとまりきってなくて、でもそのごった煮っぷりが魅力という、実に評価し辛い作品。 ま、もうしばらく付き合ってみるか。 モノケロスの魔杖は穿つ 2 (2)伊都 工平 メディアファクトリー 2007-02評価 by G-Tools , 2007/03/09 *1:忍者まで出てきたし