そして五人がいなくなる

 児童書で話題のミステリー作家、はやみねかおる。そのデビュー作が一般文庫化したので、せっかくだから読んでみる。
 うむ。キャラクターとか、展開とか、子供向けにデフォルメされている部分が気にならんでもないが、骨子はしっかりしていて端正なミステリ。特に解決編は美しい。
 ま、子供っていっても、自分が子供だった頃を考えれば、結構小説、背伸びで読めちゃうもんなんだよね*1。子供向け、として変な先入観を持たない方がいいって事だ。再認識。
 文庫化したもの、追っていこうかなー。


*1:特に読書が趣味、なんてマセたガキなら