2007-07-29 暗号解読 資料 ★★★★★ 暗号。心躍るなあ。 製作者と解読者の攻防という、暗号の歴史を辿っていく。時代が下るにつれて、暗号は複雑になって行くので、結果、段階的に暗号を学べるというのがポイント。おかげで十五年前に理系を断念した私でも、なんとか話について行けたよ。*1 公開鍵暗号のロジックに感心しつつ、最終的に量子論まで行く展開にびっくり。 ありきたりな言葉ながら事実は小説より奇なり、たまにはノンフィクションを読むのも良い。暗号解読 上巻 (1) (新潮文庫 シ 37-2)サイモン・シン 青木 薫 新潮社 2007-06評価 by G-Tools , 2007/07/30 *1:細かい所では分からないところがあったけど(汗)