青年のための読書クラブ

 今回はサイン会前にギリギリ読了。
 かしらかしらごぞんじかしらー、な装丁を開いてみれば、そこは桜庭版マリみてだった。
 「赤朽葉」に続き、桜庭フィルターを通して見る不思議な現代史。バブル時代のお嬢様学校にミラーボールとか、「赤朽葉」の製鉄天使の時も思ったけど、このかっとんだ感性はなんなんだ? どうしてみんなボクっ娘なんだ?とか、突っ込んだら敗けなんだ。考えるんじゃない、感じるんだ。
 という訳で、「赤朽葉」同様、面白いのかどうか判断できない小説。
 そうそう、一度カバーを外してみるのがオススメ。

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青年のための読書クラブ
桜庭 一樹
新潮社 2007-06

赤朽葉家の伝説 少女七竈と七人の可愛そうな大人 BLOOD ALONE 4 (4) (電撃コミックス) 灰色のダイエットコカコーラ 魔女を忘れてる (Style-F)

by G-Tools , 2007/07/11