クトゥルフ神話、初めの一冊
deltazuluさん、クトゥルフ神話をご存知なかったですかー。といっても、私もそんなに読んでいる方ではないのですが。
さて、クトゥルフ神話というやつは、世界でもおそらく最大のシェアードワールドものでして、派生作品や、小ネタで使っているものまで含めたら、それこそ星の数ほど存在します。栗本薫とか好きですねー。これなんかもクトゥルフ・ネタですよ。
読み初めと言うと…まあ、普通に考えたら「クトゥルフの呼び声」でしょうね。全ての始まりとなったラヴクラフトの短編です。
これが収録されている文庫というと、東京創元社の「ラヴクラフト全集1」か「クトゥルー1」です。
ラヴクラフト読破を目指すなら全集ですが、クトゥルフ神話のシェアードワールドの広がりを愉しむなら、アンソロジーの「クトゥルー」の方がオススメです。
手軽にネタ元を調べたいのなら、「クトゥルー神話事典」なんかもいいかも。ブックガイドとしても使えますし。次の1冊ですかね。
あと。個人的には、クトゥルフ神話を最も手軽に愉しむには、TRPGで遊ぶのが一番の近道と思っています。*1マスター、できますよ〜。 < TRPGへの呼び声
ま、読破は大変ですが、クトゥルフ神話は基礎知識だけでも持っていると、色々と愉しめるようになります。ライトノベルでも、結構影響受けている作品、多いですしね。
*1:破滅に向かう主人公が体験できます。「しょ、正気度が〜」