グーグル?Google 既存のビジネスを破壊する


 最近、お勉強してないなー、という訳で、久々に新書でも。
 Googleといえば「ぐぐる」なんてのが日本語になりそうな位、既にネットの基本インフラになっている(大抵のブラウザに検索窓ついているし)。私も一日に何回利用しているか分からないくらい、「とりあえずぐぐる」人になっている。
 そんなGoogleだが、この爆発的に拡大する企業は既に一個の検索エンジンに収まらず、一つの巨大な広告塔なのだ、という話。なんとなく最近、Googleに覚えている違和感の正体がつかめたような気がする。
 最終章の暗い未来像は、SF的で面白かった。全てに広告が入る世界、って何かそんな憂鬱な未来予測SFがあった気がするんだけど、やっぱり未来は近づいているんだなあ。
 でも、全てが無料になっていったら、その広告費はどこから出るんだろう?