本を基準に生きていたあの頃
「食費を削って揃えた」ってところも何気に同じで、昼代もらって、ご飯食べずに本を買ってたあの頃がなつかしい。
銀英伝( ゜∀゜)人(゜∀゜ )ナカマー! - 私的ファイル deltazulu 記録再開
id:deltazuluさんもですかー! というかこれは本好きがみな通る道?
あの頃は、親が弁当を作れない日は食費として500円もらって。そこでパン1個で我慢、これを2回やると本が1冊買えた。1ブンコ=500円、1シンショ=700円という金銭単位で生きてたよ。*1田中芳樹にハマってた頃は身を切るような思いで単行本まで買ったり…。懐かしい。
また図書委員をやっていて、リクエストの中から自分が読みたい本を優先的に仕入れたり。職権濫用万歳。
大学の時も貧乏だったけど、大学近くの古本屋で1冊50円とかで投げ売りされていたコバルト文庫で食いつないだり(?)してた。
今、社会人になって欲しい本は全部大人買い。
当時の自分からすれば夢みたいな状況だけど、あの頃の1冊1冊の本を必死になって買い求めた頃と比べてどうだろう? 元を取ろうと貪るように本を読んでいたあの頃は、それはそれで幸せな読書ライフだったんだなあ。
もうあんな読書体験はできないのだ、そう思うと一抹の淋しさを感じる。
*1:当時の物価が分かる。